初 2018.7.11
7月3日から、青年海外協力隊としてナミビアにきております。
先日、千原せいじさんがナミビアに来て、先輩隊員を探すという番組に出ていたようです。
日本人の99.9%が行かない国と紹介されていたようです。
さて、ナミビアは南アフリカから見て、北西に位置し、ドイツの植民地→南アフリカの統治下→1990年に独立した国です。
現在、ウィントフックの首都にて1ヶ月の訓練中で、様々な病院を見させてもらいました。
私立の病院は日本と変わらないほどのきれいな施設で、多くの白人が受診されていました。
しかし、公立の病院は黒人ばかりおり、見たからに貧しいと思えるような服装の人ばかりが受診されていました。
1990年の独立までアパルトヘイトがあり、黒人のみの病院となっていたようです。
いまだにこのようなものが残っているようです。
しかしながら、ナミビアはタイと同じくらいの国力があり、黒人の方でもリッチな生活を送っている人は多くいます。貧富の差が最も高い国の一つ(ジニ係数)でもあります。写真は同じナミビアです。
ナミビアは英語が公用語ですが、多くのの言語を使い民族によって母国(現地)語が異なります。
付加疑問文や確認のために「ネ?」を使います!「やったよね?」みたいな感じです。日本語と同じで驚きました。
ポルトガル語も同じように「ネ?」を使うことを知っていたので、そのような言い回しが、混ざったのかもしれない!
と思っていましたが、ドイツ語も同様に「ネ!」を付けるようでした。
ドイツ語の「ありがとう」と同じく、「ダンケ」と言います。
ちなみに独立前は、南アフリカの言語であったアフリカーンス語が、公用語として使われていました。今でも首都などでは、アフリカーンス語が母国語の人は多いです。
このアフリカーンス語はオランダ語やドイツ語、現地語などの言葉が混ざってできた言語です。
追記
北部、私の住む地域での言語オシワンボ語の「ありがとう」は「タンギ」です。アフリカーンス語から由来したと聞きました。
植民地時代の影響が色濃く残っているようです。