協力隊をしながら開発学修士(通信)を学んでいて良かった3つのこと
●開発のバックグラウンドを知ることができる
もちろん、協力隊の訓練所でも学ぶことは多いですが、それにプラスアルファで開発について学びました。
例えば、
- 北と南の世界とは。
- 貧困の罠とは。
- 三代感染症はなぜなくならないのか。
などなど
こういったことを学んだ上でアフリカに来て、シンクロ体験をしたとともに、バックグラウンドを知っていることで、納得することが日常生活や協力隊活動などで多くありました。
また、修士論文計画書を書く上で、自分の任国(ナミビア)について嫌でもたくさん調べることができました。
●開発に関する専門家などとのネットワークができる
先生の中には、長年海外でフィールドワークを行ってきた専門家や、グラミン銀行を創設したムハマド・ユヌス氏とともに仕事をしたことのある先生などがおり、開発の基礎について、学ぶことができました。
学生には、JICA調整員、JICA職員の方がいたり、NGO関係者などいたり様々です。
そういった人たちと繋がることができるのは大きいですね。協力隊員と調整員が同じ立場というのも、不思議な感覚ですが同じ立場で議論できるのは良いですね。
●青年海外協力隊の二年間で修士号が取れる
自分が活動していることと関連していることを修士論文に載せることで、自分の活動を、きちんとしたものに残すことができます。
また、開発系の道に進みたい人はこの修士号が、なければいけないことも多いです。
協力隊での活動やフィールドワークを単位に代える制度もあります。
しかし、訓練中はとても、しんどい思いをしました。
語学訓練の宿題や復習をしたあと、深夜に本を読みレポートの作成や講義の受講と心に余裕が、ありませんでした。
ナミビア派遣後は学んだことが現場で対面するような感覚だったので、学んで良かったと思います。
ただし、協力隊の活動がメインとなることが絶対だと思っています!
協力隊活動が、おろそかになっては本末転倒です。なかなか活動や仕事との並行が難しく、二年間で卒業するのが、難しいとも言われます。
私はこの協力隊活動と、開発学での縁を大切にしながら取り組んでいます。
どこの大学院に通っているかについては
に載せています。
では。