イチロー選手の現役引退会見、協力隊員に見てほしい。
イチロー選手が記者会見最後にこのように述べています。
外国人になったことで、
アメリカでは僕は、外国人ですから。
このことは、外国人になったことで、
人の心をおもんばかったり、人の痛みを想像したり、今までなかった自分が現れたんですよね。
これは体験というのは、本を読んだり、情報を取ったりできたとしても体験しないと、自分の中からは生まれないので、
孤独を感じて苦しんだこと多々ありました。
ありましたけど、その体験は未来の自分にとって大きな支えになるんだろうと
今は思います。
だから、つらいこと、しんどいことから逃げたいと思うことは当然のことなんですけど、
でも、エネルギーのある、元気な時にそれに立ち向かっていく。
そのことはすごく、人として重要なことなのではないかなというふうに感じています。」
このように記者に向けてイチロー選手最後の言葉を残していました。
ふと自分について思い返すと、ナミビアにいて、いつの間にか孤独を感じていつの間にか誰か日本人に連絡を取っている自分がいました。
イチロー選手と比較するのも失礼で、おこがましいとも思いますが、
少し今の自分に重ね合わせていました。
海外にいること、外国人であることは、同じ状況です。
相手の考えを尊重して共感することで、前に進んでいくこと、それを改めて学ぶ場となっています。
自分で選んだ道、そして経験するからこそ得られる何かがあると改めて信じたいと思わされました。
ラッキーなことに今の時代、すぐに日本の情報が得られるので、イチロー選手の記者会見をすべて見ることができました。
私が、中学生だったとき、イチロー選手がメジャーリーグへ行き、カッコいいと思った時からファンになり、毎日のようにテレビで活躍を見ていました。
ヤンキース、マーリンズに移籍後は、なかなかニュースで報道されなくなってきて、いつの間にかネットで「イチロー」を検索している自分がいました。
その検索も、今後できなくなると寂しいです。
会見を通して、
自分も何かに向かって努力していくことを続けていきたい
そしてこの協力隊をしっかりと取り組みたいと改めて思いました。
今日、3月21日はイチロー選手が引退した日はナミビアの独立記念日です。
そして、来年の3月21日は日本に帰る日です。
何か特別な日になりそうです。