ナミビア 〜Nombili のんびり〜

タイトルの「Nombili のんびり」とは私が活動している 地域のオシワンボ語の挨拶で「平穏」「穏やかな」という意味です。世界が平穏であってほしいと願いこのタイトルにしました。青年海外協力隊として活動しながら、大学院にて開発学についても学んでいます。様々な角度から綴っていきたいです。

ナミビアで協力隊の活動をしながら2年間で修士論文を書き上げる

私は青年海外協力隊として、ナミビアに派遣れされながら日本の通信制の大学院(開発学)に通っています。

そして、2020年1月に修士論文を書き終えることができました。とても体力的にも精神的にも疲れました。年末年始に旅行をしている他の隊員のSNSを横目に、ひたすらこもって執筆作業をしていました。最後の論文執筆後、2日間ひどい頭痛にも襲われました。

この2か月は任地の電気事情から、パソコンの充電を気にしながら、休みの日には電気が安定している都心部に出向きホテルに閉じこもり、一人合宿をしながら執筆していました。

開発学では、開発途上国について多くのことを学ぶことができるため、学んだことが実践で生かされたり、目の前で起こっていることを学習の中で生かしたりすることができました。

ナミビアについての歴史的背景や教育制度、教育行政や教員養成について文献を調べることで、ナミビアについて、深く知ることができました。2年間活動をしていても、大学院に行っていなければ、ここまで深く知ることはなかったと思います。深く知れたことで、現地の教育官や教員とも、歴史や教育に関して深い話をすることができるようになりました。

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現在、ナミビアでは、シラバスの改定が行われており、こうした新しい情報についても学んだので、外国人の私から現地の先生方にナミビアシラバスについて伝えることもできるようになりました。

一般的には、青年海外協力隊後に海外もしくは日本の大学院で修士(マスター)を取得することが先輩隊員には多いのですが、協力隊の二年間で取得できるという事例をつくることができたというのは、大きな一歩だと思います。今後、青年海外協力隊を目指していて、修士(マスター)も目指している人にとっては、一つの指針になったのではないでしょうか。

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